時は現代より少し先の話、経済は機械化が進み、人の仕事は頭脳労働が中心の社会に変化していった。
その結果、人は身体よりも、精神面でのケアを必要とし、
メンタルカウンセリングは多数の治療法と優れた医者を生み出した。
しかし、「ランクS」と呼ばれる患者たちは一度心のタガが外れると、極端に暴力的になる。
あるいは自殺を図り、患者や治療する医師にも危険が及ぶ事や完治率が極端に低ことから、避忌され隔離の対象として扱われていた。



しかしそんな中、ランクS患者を専門にする医師が現れる。
彼の名は五月雨 樹(さみだれ いつき)、彼は精神科医であると同時に、
強力な催眠術を操る二面性からヒュプノティスト(Hypnotist)と呼ばれていた。
『催眠によって対象者の記憶と潜在能力を封印し、新たな性格に調教する』
と言う奇抜な治療法を用いる五月雨の治療実績は実に99%。
そのため彼の元に治療を依頼する患者は絶えない。


そんな彼の元に、一人の患者が訪れた。
彼女の名は春川 伊織(はるかわ・いおり)。
彼女の両親は“伊織を消してくれ”と頼み法外な治療費と彼女のメイド、真由美(まゆみ)を置いてゆく。
彼女の隠された人格とは? 
彼は伊織をどんな性格に変えてゆくのか?
真由美、看護士の沢渡 加奈。そして主人公。
三人は伊織の治療を成功に導く事ができるのか

今、一大サイコカウンセリングが始まろうとしている。




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