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剣と魔法の、終わらない舞台劇……


Lost Role Plyer

・アンチスペル
反呪文。呪文を相殺するための呪文である。
大きな区分では放たれた魔術に干渉しその威力を減衰・無効化するもの、放たれる前の呪唱段階を妨害し無効化するもの、そもそもの燃料である魔力の転換を阻害するもの、の三つがある。難易度的には二番目のものが最も高いとされる。
一部のものを除き、行使タイミングを相手にあわせなくてはならないカウンター型の呪文のため、非常に扱いにくい。
低位術のほうが、威力も低い上、呪文の構造も単純なため無効化が容易となる傾向にある。

・オルディニス
リテジア王国執政長官は世を忍ぶ仮の姿。その正体は魔族のエリートである魔人。
前大戦の際、侵攻の先鋒としてこちらの世界に浸透してきた魔人の一人で、今現在もしつこく工作を続けている最後の一人。
だが、野心とかそういったものは割と薄い。どうにも、誰かの右腕に納まるのが性に合っているようである。
ティーネに心酔しているフシがあり、彼女に仕えることを無上の喜びとしていたらしい。
実力的には、配下の魔物達と徒党を組まれ、リアンが「マズイな」と思うレベル。これが強いのか弱いのかは判断にお任せします。
エンディング後もまだまだ工作を続けるが、そのたびにリアンに阻止される。
リアンの人格に影響を受けたかそのうちに徐々に善玉化が進行。
「君を倒すのは私の役割だハハハ」的な憎めない敵役となっていったとか。

・過去の仲間達
前大戦の最終血戦において戦死、あるいは行方不明となったリアンの仲間達。
ちなみにマリンルートにおいてティーネが作り出した幻影は、彼女の記憶を元にセグメントオブダークネスから編み出したモノである。
能力は本物の2/3程度。

『無音剣』ロディアス
技量のみならばリアンを凌ぐとも言われた超凄腕の剣術師。
失語症なのか、全く口を開かない。口伝をまるでしないため、弟子を取れなかった。
のちにリアンを弟子認定し、身体をもって剣技を叩き込んでいた。倭刀のような細身の片刃曲刀を遣う。
人体機構の能力を極限まで引き出した特殊な身体操法は、マリンをして一種の『術』と称せしめた。
人当たり自体は悪くなく、酒を飲み交わし陽気な顔で芸をやったりもしていた。

『重戦鬼』アルダート
クソ力でクソタレ巨大な重斧剣を自在に繰り、敵を爆砕する弩級剛戦士。
もともとはある王国の近衛騎士をやっていたが、壊滅的損害を被ったことに責任を感じ職を辞していた。
一番歳を重ねているナイスミドルで、思慮深く生真面目な性格をしている。
そのためか、ステインと衝突することが多々あった。
他の者にも色々相談を受けたり、リアンに仕えることに喜んでいるようでもある。

『百芸手』ステイン
天賦の才が可能にする武芸百般の腕前をもって、各地の武芸者を血祭りに上げた戦いの申し子。
どんな武器でもそれなりに、それこそ一流どころ程度には扱ってしまう。
剣、槍、鞭、弓、棒術に魔術体術と、ありとあらゆる戦技を可能にしていた。
珍しい武器防具のコレクターでもあり、戦闘に勝っては敵から武器を奪って廻っていた。
性格は軽佻浮薄、に見えるがその実かなりの努力家。

『護康陣』シャルティ
回復・支援を請負っていた魔術士。癒し手。各種の結界魔術を繰って、戦闘をサポートしていた。
守りに徹せば、マリンでさえ打ち破るのは難しいだろう、と言わしめる鉄壁の防御力を誇る。
おとなしく控え目だが、一本芯の通った性格。
のほほんとした空気でもってパーティの皆に好かれるマスコット的な存在だった。
リアンを巡ってマリンと三角関係を展開していたとかしていないとか。

・荷重呪唱
低位術を、過剰な魔力を注入して行使する呪唱法。
呪文はあくまで力を導く変換式であり、一定量の燃料である魔力を燃やし、もっとも最適な出力を生むように構成されている。
ゆえに、発効するために必要以上の魔力を注ぐ必要はない。魔力を継ぎ足せば単純に威力は上がるが、より転換効率のいい上位魔術を行使したほうがそれ以上に出力は上がる。だが、もともとの貯蔵魔力量が桁違いの悪魔や高位魔獣は、ヒトなど比べ物にならない過剰な魔力を注入して低位術を紡ぐケースがある。これを荷重呪唱といい、低位術の呪唱速度に、高位術並みの威力を併せ持つと言う結果になる。
速い、高威力、連射可能と手がつけられないが、もとが低位術のため反呪文に無効化されやすいという欠点がある。

・禁呪文
古代文献等にのみその情報の断編が残された、古式魔術。
系統立てされた現代の魔術とは根本的に原理が異なり、異界に住まう者達との交感によって、その力をこちら側に降ろす一種の降霊儀式。
ゆえに、天変地異を具現化する莫大な魔力と、微妙な交感状態を維持するたゆまぬ精神力を必要とし、どちらが欠けても発動者の命に関わる。
発動にすら命を賭けねばならないが、その威力は絶大で、下手をすれば一撃で世界を壊滅しかねない威力を孕んでいる。
ゆえにピンポイント攻撃に用いる為には多重結界展開、世界からの切り取りによる空間隔絶、発動という煩雑な手段を踏まなければならない。

・裁定者
神器に選ばれし両者が『シナリオ』にない動きをした時、それを是正する、あるいは隠滅する為に動く原稿修正者。
圧倒的力を持つ『神』の化身、あるいは人の総意。
ファイアブランドとセグエイクリプスの融合によって顕現する『シナリオ』の守護者でもある。
劇中では、リアンとティーネの逃避行を阻止すべく現界する。

・師
この世界の職業はマイスター制(師弟制)が敷かれている。
師を越えた、あるいは師と同格と認められたとき、職業名に「師」を冠することを許される。
剣術士→剣術師
魔術士→魔術師
のような感じである。

・『シナリオ』
蒼世保全星約に基づく、退廃・凋落に類する緊急事態における流動的特例措置による事象解放プロセス。
神、あるいはヒトの総意によって描かれ、世界によって演出される一大戯曲。
その本質は、『二項対立の衝突による解放と浄化』である。

・神器:魔剣『ファイアブランド/fire brnd(燈火)』
光輝と名指される力。ファイア、と名前がついてはいるが火の属性は持たない。
灯火、の意味合いをもつ光属性の神器。闇を祓うたいまつのイメージ。
竜牙大刀を媒介に現世に顕在しているため、装飾を受けたように見える。
ヒトの希望、ヒトの夢、ヒトの持つ正のエネルギーを収束し指向性を与えた、ある種の願望成就機構。
その存在は武器というより『力』、システムに則って発動する魔術寄りのもの。
『シナリオ』における舞台を司る者に委ねられた正極の絶対権力である。

・神器:魔杖『セグエ・イクリプス/segue eclipse (間断無き蝕み)』
闇黒、と名指される力。光の対極、闇を灯す神器。灯明を閉ざす闇黒。捩れた古木の黒杖。
何もかもを墨でべったりと塗りつぶす大筆のイメージ。
ヒトの邪心、闇、見ないように遠ざけそっと棄てたものが沈殿堆積凝固した、ファイアブランドとは対極に位置する『力』。
『シナリオ』における舞台を司る者に委ねられた負極の絶対権力である。

・前大戦
全世界規模で勃発した魔王との終末戦争のこと。
ティーネによってこちらの世界への橋頭堡を得た魔族が、組織力を強めて侵攻を開始したのが発端。
戦争初期の魔物達の電撃的侵攻によって防衛力を持たなかった街や村はほぼ全滅し、野外を魔物が徘徊する暗黒世界が出来上がった。
人々は加護を持つ城や大きな街の周辺に集い、粘り強く抵抗を続けていた。
戦争後期、勇者の到来によって息を吹き返した人々は戦局を巻き返す。
そして勇者達の手によって魔物の存在の鍵であった魔王の城は崩壊、魔物達は撤退。戦争は終結した。
しかし勝利の立役者であった勇者達はついぞ戻ることはなかったという。
なお、後世の歴史書においては『蒼星継承戦争』と名付けられている。

・多重魔術輪転
マリンの持つ高度な呪唱・演算・制御能力のこと。
一流どころの魔術士ならば5〜8くらいの並列処理を行い複数の敵を相手取ることができる。
そのなかでもマリンの能力は飛びぬけており、10〜15近い並列処理が可能なためこう呼ばれている。

・ティーネ=クレーディト
この物語のヒロイン。かつて『魔王』と呼ばれた者。
その生まれのため、凄惨な過去を背負っている。
神器に選ばれた時点で成長が止まっている。魔王に覚醒してから十数年は経っていると思われるため、精神年齢は……らしい。
『シナリオ』の選定を受けて急激なカリスマ性に目覚め、瞬く間に魔族との渡りをつけて世界を混乱のドン底に叩き落とした。
彼女自身の血に秘められていた魔力と、神器からもたらされた膨大な力を以ってして『蒼星の覇者』にのし上がる。
ヒトの身にありながら、魔族をも凌ぐ魔を孕む者として、あちらの世界からやってきた魔人たちにも一目置かれていた。
世界を、ヒトを次の位階に至らしめるために……という命題を抱えて自ら望んで魔王を引き受けた、ある意味被害者。
悪党だが悪人ではない、残虐だが非道ではないという微妙な立ち位置。
最終血戦において、彼女が相打ちに近い状態で勇者を破ってしまったことから、この物語は始まる。

・ティーネのマント
『セグメントオブダークネス/闇の切片』
黒霧甲束外装体。担い手意思一つで顕現、消滅、拡散、凝集思いのまま。
カタチの無い空隙――暗黒物質を術的に固定した黒霧を編んだ立て襟の古風な黒紫のマント。フラグメント・オブ・シャドウの真作。
触手や爪牙を繰り出したり霧と化して敵を蝕んだり、蝙蝠のような攻撃体を飛ばしたりとかなり変幻自在。
前大戦の血戦時にはコレでもって自らの姿を隠蔽偽装していた為に、マリンやリアンは彼女の正体に気付けなかった。
同様の技術が、フラグメントオブシャドウの個性の隠蔽、何者かを判別しにくくする能力に用いられている。

・ブラックドレス/黒装束
リアンの通り名のようなもの。本人はあまり好んでいないらしい。
黒いロングコートに黒仮面、黒鞘の長剣に黒髪、と黒一色の装いからこう呼ばれるようになった。
ちなみに某大陸の一部ではこの名前を出すと町中の人間が平伏し戦く、といった光景が広がるとかなんとか。

・魔術
特定の変換式に則った呪文を呪唱し、そこに術者の精神力を作用させることで身体の内外に宿る自然元素≒魔力を整流、転換、燃焼。超常の力を発現する一種の方法理論。
誰もが一流の使い手になれるわけではないが、師の下で修行をしてある程度の理論を学べば、才覚の如何に関わらずいくつかの呪文は使えるようになる。ただし修行によって開眼するまでの期間、その効き目と消耗が釣り合わないことが往々にしてあるが。結局は才能の問題なのである。
また術者と呪文との相性もあり、相性の良くない呪文を行使すると消耗が倍増したりもする。
魔術遣いは例えるなら歩兵戦における機銃兵のようなもの。弾をぶっ放している間は無敵だが、弾詰まり、弾切れになったら大ピンチである。
短期決戦に向くが、駆け引きと戦略によって長期の戦闘でも遜色なく戦えるのが一流の証とされる。

・魔杖
ロッド。魔術遣いが用いる代表的な装具。
魔力を伝導する特殊素材、循環回路、担い手の精神波を拾い、それを増幅する働きのある宝珠を擁したカタチのものが一般的。
あくまで補助機関としての役割しか持たず、上位の魔術遣いならばロッドを持たずとも呪文の施行は可能である。
だが、近接戦での得物と、魔力の整流・転換をスムーズにするために、大部分の魔術遣いはロッドに類する術式制御装具を保有する。


・魔族
悪魔や魔物や人外化生の類いの総称。現在、こちらの世界には一部の例外を除き存在しない。
この世界でない異界に棲み、虎視眈々とこちらの世界の覇権を得ようと狙っているモノ達。
特殊な手続きを踏まないと、低級の魔物はこちらの世界にはやってこれない。
より賢く、強い力を持つものほど人型に近付いていく傾向にある。
基本的に上級魔族は誇り高く虚言など弄さない。ある意味こっちのほうが聖人なのかもしれない……
区分的には曖昧で、人族から見て明らかに人間離れした力を持つものは皆こちらへ押しやられてしまう。
魔獣もこのカテゴリーに入ってはいるが、こちらの世界にもとから棲んでいるものも含まれている(人獣、竜種など)。

・マリン=テスクタル
本作のヒロイン。魔術師。二つ名は『天災司』。多重魔術輪転――複数の魔術を並行して処理可能な非常に高度な演算能力を持っている。
リアンが一番最初に巡り合った仲間であり、先の魔王との血戦から唯一生還した者。
瀕死の状態からの賦活に手段を選ばなかったため、実際は魔術的に駆動するサイボーグとでもいったほうがしっくりくる状態。
常にその身体を魔術において支え、死にかけた人間としての機能を魔術で代替することで、ヒトとして暮らしている。
極めて高い反射能力、加速可能な身体能力、禁呪文の施行、異常な回復力はその顕れである。
幼い頃から天才的な素養を発現したが、それゆえに『鬼子』と忌み嫌われ、魔術の修行をタテマエに親元を追い出される。
それ以来、預けられた「お師匠さま」の下で、黙々と魔術の修行に励んでいた。
出会った当初は、もっと内向的で陰気だったが、リアンや他の仲間達の影響で本来の明るさを取り戻していく。
そのため仲間を失ったショックは大きく、生還後しばらくは「お師匠さま」のところで引篭もっていた。
そののち、「お師匠さま」に叱咤され、全国行脚の旅へ出た。文献に残された禁呪文を紐解き利用可能としたのもこの時期。
本編では、さらに数年が経過し人間的に成長したのか、あんな性格となっていた。
ちなみに『師』なので弟子をとってもいいのだが、今のところそのつもりはないらしい。

・マリンの杖
古式制御魔杖『隠者の黄昏』。
太古の昔に用いられた儀式杖を大幅にデチューンした超業物級の魔杖(ロッド)。
もとは禁呪文の研究のため、資料文献、遺跡調査をしていたマリンが発掘(盗掘)したもの。
制御・交感能力に特化し、マリンの禁呪文の発動を強力にバックアップする。

・リアン=ブレンティア
本作の主人公。三流魔術士にして一流の剣士。かつて『勇者』と呼ばれた者。
一人で最強魔獣の竜種と渡り合い、これを打倒せしめた超人。バケモノじみた打たれ強さと身体能力を持つ。
魔王との戦争で故郷を失う。辛くも逃げ延びた彼は、父親のつてで隣街の義兵団に迎えられ、少年時代を義兵団で過ごす。
青年となった頃、その義兵団もまた、守備する街と共に魔王との戦いで壊滅。
その際瀕死の重症を負い生死の境を彷徨っていたリアンは、微かに聞こえた呼び声に目を覚ます――それが勇者としての覚醒だった。
本来はバイタリティに溢れた明るい意地っ張り野郎。
仲間たちが彼についてきたのは神器のもたらした力ではなく、もともとの彼の性格によるものなのかもしれない。
ティーネと同じく、神器に選ばれてからは歳を取っていない。幕引きを終え、再び歳を重ねるようになった。
ちなみにエンディング後もあんな生活を続け、生涯現役のまま天寿を全うしたらしい。老兵まだまだ死せず。

・リアンの大剣
竜牙大刀・無銘。
幅広、長大な、緩い反りのある曲刀。象牙のような非金属質な光沢を持つ。
柄を含めた全長はリアンの身長ほどもある。飾り気を控えた無骨で獰悪な印象。
とある老匠の手によって、ダイヤモンドをも噛み砕く超硬度を誇る竜の牙から長い長い歳月を費やして削りだされた一振りの大剣。
削りだされた後にも、様々な魔術儀式を経て精錬・鍛錬・洗練され続けていた。
決して折れず曲がらず、刃こぼれさえ起こさずにただ阻むものを両断する至高の名剣である。
反呪文的効果も付与されており、魔術に対する防護手段としても利用できる。
ただし重量は桁違いで、まっとうに使いこなすにはかなりの膂力が必要である。
リアンの手によって頻繁に光輝を降ろされていた為、自然とその神気を受け、その存在を更に変質。
既に、剣としては最強カテゴリに位置する『神剣』に近い域にまで鍛え上げられている。

・リアンのロングコート
『フラグメント・オブ・シャドウ/翳の断片』。
リアンが意識を有した最初から、彼と共に在った装具。
見た目は黒いロングコートとマフラー。その実体は、製作技法がまるで不明な万能魔導装具。
数知れぬ装具や呪具その他が物質的に流体化されることによって収納されており、担い手の意識に即応しその装備を現出させる。
ティーネの黒霧甲束外装体『セグメント・オブ・ダークネス』の贋作。
ティーネの魔力と黒気で編み上げられている。十分の一の能力だったりする。
身体を復元した際に、手心とばかりにこれを与えたようだ。
認識に作用することで、個性を隠蔽する……印象に残りにくくする、という機能も持つ。


◆地名

・イテル山道
遥か昔、カエルム連峰越えが命をかけた冒険だった時代に、シノン地方の一豪族(後のリテジア王室)によって開通。
これによって比較的容易に連峰を超えパスクウム平原側へと抜けることが可能となった。
現在も、シノン連合首長国とリテジア王国との交通路、交易路として利用され続けている。

・エメルディアス大陸
ブルースウェア四大陸の一。
カエルム連峰が大陸を斜めに横切り、気候風土の違いを生んでいる。
連峰を挟んで南東側はシノン連合首長国が、北西側はリテジア王国が統治している。

・カエルム連峰
別称:エメルディアスの背骨。
人間では超えること叶わぬ、とまで言われた高山帯。
事実、イテル山道が開かれるまでは人の行き来はほとんどなかった。
大規模な鉱脈・石炭脈、良質の石材と巨大な資源の眠る山でもある。

・山岳街ネッド
もともとはリテジア王国の開祖が暮らしていた地方。土地が貧しく、人々は採石や採掘によって細々と暮らしていた。
あまりの僻地のため、シノン地方の覇権争いをしていた有力豪族達には見向きもされないような場所だった。
状況が変わったのは、奇跡的にカエルム連峰を踏破した探検家によってもたらされた奇跡の大地(パスクウム平原)の情報だった。
覇権争いにうつつを抜かす他の豪族をよそに、当時の首長の計画主導によって山道開通事業を開始。
計画は一族の総力を傾け数代に渡って続けられ、ついにイテル山道が開通、住民の半数は夢に見た大地・パスクウム平原へと移民していった。
このときの一族の首長がネッド兄弟であり、兄は移民者を率い、弟は残留者を束ねて山道の守り手を請負った。
二人の友情はリテジア建国記にも刻まれ、後に開かれたこの街をその名にあやかり、『ネッド』と名付けたという。

・シノン連合首長国
首都:ザウール
地方地方を束ねていた豪族が小競り合いの末に同盟関係を結び、統治国家となったもの。
明確な支配者の存在しない民主国家。
港湾都市を多数擁し、商業や交易がさかんとなっている。
山岳街ネッドはここに属する。

・城塞都市ジアス
パスクウム平原を流れる大河ヌブールの島と言ってもさしつかえのない中洲に築かれた難攻不落の名城。
張り巡らされた高い城壁の中、本城を頂に、都市機能が凝縮されている。
海へと流れ出るヌブール河を水路となした貿易の拠点としても栄えている。
前大戦では、魔王と最も激しい戦いを繰り広げた激戦地であり、城塞の改修が何度もなされ粛厳とした古城の面影は失われている。

・パスクウム平原
リテジア地方の気候が育んだ肥沃な大地。
古くは先住民が居住していたが、リテジア王家の開祖に討伐され、歴史からその姿を消していった。

・フマリウム丘陵
世界の終点。かつて魔王の居城が在った場所。
奇形の植物が繁茂する『最果ての森』アトルム森林帯に囲まれたそこは、魔王が討たれた現在も忌み地となっている。
破壊された魔王の城の建材がそこかしこに四散しており、夜はその建材の孕む不可思議な輝きに妖しく照らし出される。

・ブルー・スウェア
広大なる四海四大陸全てを包括した、この世界の呼び名。
誰が名づけたかは不明。意味は『蒼の誓い』

・リテジア王国
首都:城塞都市ジアス。
この物語の主な舞台。
エメルディアスの背骨――カエルム連峰の西北側に広がる大平原を治めている。
建国されたのは比較的新しく、イテル山道が造成され、開拓が始まったことに由来する。
先住民と戦い、この大地を開拓した偉大なる『始まりの王』が開いたという国の出自から、国王を中心とした軍事国家的な色合いが強い。
そのため王室は、国王を補佐するため、執政官と呼ばれる頭脳集団を抱えている。
肥沃な大地であるパスクウム平原に、南に大鉱脈の眠るカエルム連峰と、天然の資源に恵まれている。
農業・牧畜・鉱業が基幹産業。さらに西北、大陸の果てには、魔王がかつて居城を構えたフマリウム丘陵がある。


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